【ワーホリ部屋探し】どうやって住む場所を決める?失敗しない部屋選びのために【前編】

ワーホリ

やしんすきです。

ぼくら夫婦は、2019年11月にオーストラリアのシドニーへ、夫婦でワーキングホリデーに行きました。

現地に住むうえで欠かせないのが家。

向こうでお世話になった不動産仲介業者の担当者いわく、日本人は綺麗に使ってくれる、家賃も滞納することが少ない、ということから、貸したがる人も多いようです。

よほど何かのツテがある方でない限りは、現地に行ってから探す人が大半だと思います。

ここでは、ぼくらの家探しの過程をまとめておきます。

当時とは情報が違うかもしれないけど、家をどうやって探すのか、考え方など、根本の部分は変わっていないので、是非参考にしてみてください!

なかなかに内容が盛りだくさんなので、【前編】・【後編】の2部でお届けします。

【前編】では入居までの流れと、家を探すときにぼくらが考えたことをまとめました。

これからワーホリ行く方、現在進行形で家を探している方、家探しを始める前に一読してから準備を進めましょう。

参考:ぼくらがシドニーでのワーホリ中に住んだ部屋の記録はこちらから

家探しから入居までのながれ


ざっと家探しの流れはこんな感じで進めます。

0.情報収集
1.物件探し・内見(インスペクション)の予約
2.内見(インスペクション)・物件確定
3.契約書取り交わし・デポジット入金
4.家賃振込
5.引越し・入居

【STEP:0】 まずは情報収集してみよう

まずは、SNSやネットで情報収集。

家がどうこうというより、

「こんなの便利だよ!」とか、
「この部屋微妙!」など、

Twitterで流れてきたりするので、なんとなーく情報に触れておくの大事。

そこから、こういう点注意しようとか、これいいなぁとか気づけたりします。
※日本にいながらできるので、準備に余裕がある方は意識的に調べてみるのはあり。

【STEP:1】 物件探し・内見(インスペクションの)予約

webでめぼしい物件を探し、メールアドレス、ショートメッセージなど各種問い合わせより連絡。

日程と集合場所を決めてアポをとります。

躊躇してるとなかなか進みませんのでどんどんアポ取っていきましょう。
※物件探しのサイトは次の章で紹介しますね。

【STEP:2】 内見(インスペクション)・物件確定

実際にエージェントもしくは大家さん立ち合いのもと物件をみてみます。 

何件もインスペして自分の中で比較してみるといい部分、悪い部分が見えてくるので、最初は何件も回ってみるといいと思います。

直接、不動産屋と話したりする機会が出てくるので、ある程度会話の練習にもなります。
何か所も回ると会話や聞きたい事も頭の中で整理できてくるので段々慣れてきます。
聞きたい事をまとめたインスペ時のチェックリストを事前に作っておきましょう。 
※ぼくらの使ったチェックリストは【後編】の記事で紹介しています。

 
日本でも同じですが内見時に契約判断ができればベスト。
 
 「ちょっと考えます…」

の回答はできるだけ避けたい。 

→次にインスペ予約が入っていたり、意外とあっさり物件は無くなってしまうこともしばしば。

ぼくらもインスペ行ったものの、前のインスペのお客さんで契約が決まり敢え無く断念した物件もありました。

この時は不動産屋のおばちゃんが会って開口一番に

「Good newsとBad newsがあるんだけど、どっち聞きたい?」

嫌な予感がしたので Bad news から、って聞いてみると。

「この物件、さっきのインスペで決まっちゃったの。ごめんね。」

との事。
 
かなり良い間取りと設備の物件で落胆したのをよく覚えています。

こんなこともあるから、やっぱり何か所も見る事になるし、イチイチ迷っている暇はない!というのを痛感しました。

でもこのおばちゃんは色々と情報を教えてくれました。

「今日、次は別の場所にインスペ行くんです。○○地区なんだけど。」

って話したら。

「その辺、便利な場所だけど、治安があまりよくないあたりだね。」

と教えてくれました。

やっぱり現地の事は、現地の人に聞くのが一番。

ローカルでしかわからない情報だったので、部屋は決められなかったけど、インスペ行って良かった。 

最終的にぼくらが住んだ部屋を決めた時は、インスペ終了時に翌日の朝までに連絡すると約束して、翌日契約をしました。

手付金で2週間分のレントをデポジットとしてクレジット決済をしました。

【STEP:3】契約書取り交わし・デポジット入金

デポジットを払い込んでから、エージェントがメールで契約書を送ってきたので、確認をしてサインをして返信。
※ぼくらが実際に契約した際に契約書で出てきた単語などは別の記事で!現在執筆中

ぼくらの借りた部屋はエージェントが口座から隔週で家賃を自動引き落としする形だったので、引き落とし口座を記入して返信。

【STEP:4】入居日までに家賃振り込み(デポジットとは別)

ぼくらは18日間分の家賃を先に振込でした。
まとまったキャッシュが必要だったので、クレジットカードについている海外でのキャッシングサービスを利用しました。

※その時に、ぼくの楽天カードはATMに吸い込まれてしまいました笑 
そんなこともあるのでクレカは複数枚用意しておきましょう。  

【STEP:5】引越し・入居

当日、現地でカギをもらって、簡単な説明を受けて入居となります。
気づいたことや質問があれば、直接話せるチャンスなので伝えてしまいましょう。
破損や使えないものがあったら気づいた段階ですぐに連絡を。
放置しておくと、退去時にデポジットからひかれてしまうかもしれません。

どうやって家を探した?

ぼくらは仕事探しと同じように、webで探しました。
物件探しは下記の5つのサイトを使いました。

【Gumtree(ガムツリー)】 
現地:生活情報サイト
【 日 豪  プ レ ス 】 
日本語オーストラリア生活情報サイト
【CHEERS(チアーズ)】 
日本語シドニーの情報サイト
【 JAMS (ジャムズ)】 
日本語オーストラリア生活情報サイト
【 フラットメイト.com 】 
現地:家専門のサイト


日本人に限らず、いろんな人がシェアメイト、ルームメイトを募集していたり、不動産仲介業者、家を貸したい人もそこで借主を探しています。
いろんな物件があるので、見ているだけでも楽しいです。
ぼくらも、住んだ家全てを上記のサイトから探して借りました。

最初から英語サイトだと不安な方は、日本語サイトから探してみてください。

きっといざ探し始めると、いい部屋へとどんどんと目移りしてしまうものです。
ぼくらも実際そうでした。
住む前は夢が膨らむものです!
日本での初めての一人暮らしを思い出しますね。

しかし、ワーホリで一番最初から、

すべて理想通りで妥協がない部屋選びをしようと思っても思う通りにはいかないものです。

ある程度、条件を自分で決めて絞り込んで部屋探しをしましょう。
ぼくらが住まいを決めた時に考えていたことはというと…

●生活圏を決める(仕事/学校の場所、近所のスーパーまでの距離、最寄の公共交通機関など)
●家賃は払っていけるか
●コミュニティ優先か、プライベート重視か

【生活圏を決める】

生活していく上で一番時間を過ごす場所はどこか?

と考えると、『職場』or『学校』という方が多いのではないでしょうか。

なので、まず最初の条件として、ぼくらはある程度『職場』に近い場所で探しました。 

例えば通勤で電車で片道30分以上の場所となると、通勤時間もかかる、電車がない時間だと通勤できない、もしくは帰宅できないという事になりかねません。

ぼくの同僚は職場から電車で40分くらいの場所に住んでいましたが、飲食店でめちゃ忙しい日のラストの〆作業を終えてから帰ろうとしたら、終電がなくて結局uberで帰宅していました。

「今日働いた給料全部使っちまうじゃん!ちくしょう!笑」

と笑いながら話をしてましたが、これは避けたい事態ですよね…

ある程度、最初の条件で地域を絞り込んだら、色々物件を見てみます。

駅やバス停からどれくらいの距離か、スーパーは近くにあるかなども調べてみましょう。

インスペ行くまで詳しい住所はわからないかと思いますが、それでもざっくりとした情報でも周辺のスーパーや駅はどの辺にあるのかgooglemapをチェックしときましょう。

こういう情報を持たないで部屋の良し悪しだけで決めると、

「駅まで遠い、、、スーパーめっちゃ遠い、、、生活しずらっ、、、」

となります。

そうなってからでは手遅れ!

家は生活の基盤だから生活圏となる地域の下調べはしっかりしておきましょう。

【家賃は払っていけるか】

いわずもがな、家賃は一番大きい固定費です。

毎週払っていけるのかどうか、背伸びしてギリギリの生活になってしまっては本末転倒。

収入のめどと貯金を考えて自分の中で家賃の最高値を決めておきましょう。
 
オーストラリアではレントは週での金額提示が普通です。

AUD10違うと、月額でAUD40違うので、ボーダーラインを決めておきましょう。

ボーダーラインより少し高い場所であれば、交渉してみましょう。

【コミュニティ優先か、プライベート重視か】

これもプライオリティをどちらに置くかで部屋探しが大分変りますね。

たくさんの人と交流したい、友人がほしい、という事を優先するのであれば、ルームシェアやシェアハウスで探すのがいいですよね。

ぼくらは夫婦で滞在、仕事も早々で決まってバリバリ仕事する生活になったので、プライベート重視でした。

自分達の部屋があって、シャワーも部屋についている場所を選びました。

最初に住んだところはボーディングハウスでキッチン・トイレ・ランドリーが共用でした。
※ボーディングハウスの説明は【後編】

【後編】部屋の種類・インスペ時チェックリストへ続く

【前編】では

 ・家探しのながれ
 ・どうやって家を探したか
 ・探す際の条件の絞り込み

を紹介してきました。

【後編】では

 ・部屋の種類について
 ・インスペ時のチェックリスト
 ・部屋探しで知っておきたい英単語

を紹介していきます。



ワーホリでの家探し、最初は何から手を付ければいいか戸惑うことが多いかと思いますが、この記事の前編・後編を通して部屋を探して快適なワーホリライフを過ごす一助になれば嬉しいです。

では。


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