オーストラリアに夫婦でワーホリのブログを見に来てくれてありがとうございます。
2016年に新婚旅行で訪れたオーストラリア。
エアーズロックのディナーで出会った夫婦との会話に心揺さぶられ、
同じ会社で終身雇用で働き続ける人生ではなく、
もっと自由に、
もっと自分の好きなように生きていけばいいんだと衝撃を受けました。
それがきっかけとなり夫婦で2019~20年にかけてワーキングホリデーで渡豪しました。
間違いなく人生を豊かにしてくれたきっかけの旅行、
そして貴重な経験となった夫婦でのワーキングホリデー。
このブログでは僕たち夫婦の経験や現在の状況から、
これからワーホリへ行く人、人生に悩んでいる人へ
何か解決の糸口や後押しできる情報を発信していこうと思います。
簡単な夫婦の自己紹介を…
【夫:やしんすき】
長野県出身
ビール飲もうぜ!が合言葉。 ジンも好き。
音楽はロック、ギターも少々。
フィルムカメラ・革磨き・餃子・コーヒー・時々農業も。
おしゃれな生活がしたい。
【行ったところ】
オーストラリア・ベトナム・フィリピン・中国・香港・韓国・アメリカ、他東南アジア3か国
【行きたいところ】
セルビア・タイ・アラスカ・ベルギー他美味いビールと美味い料理がある場所へ行きたい。
【妻:はなかな】
長野県出身
読書・旅行・美味しいものを食べることが好き。
プリンとパンケーキはふわとろより固め派。
最近料理が好きだと気付いて、面倒でない美味しい料理を日々追い求める。
毎月4~5冊の本を読む。
ジャンルはビジネス書・小説・エッセイなど多岐にわたる。
刺激的な体験をしていたい。
【行ったところ】
サイパン・ベトナム・台湾・韓国・オーストラリア・沖縄
【行きたいところ】
エアーズロック・九州・北海道
いろんな作家さんのエッセイを読んでから、今まであまり興味のなかったヨーロッパに興味津々
ワーホリへ行くきっかけになった新婚旅行
僕たち夫婦は生まれも育ちも長野県。
会社員をやりながらこのまま地元で暮らしていく人生なのかな、とぼんやり考えていました。
でも、もちろん、仕事の悩みや将来に対する漠然とした不安もありました。
自分が良いと思えない商品を、ノルマをクリアするために売り込んだり、
家族にも協力してもらわなければいけなかったり。
大量生産・大量消費に疑問を持ったり。
そんなときに、ずっと憧れていたオーストラリアに新婚旅行に行きました。
ケアンズ→フィッツロイ島→エアーズロック→シドニー→メルボルン
行きたいところを全部詰め込んだ夢の11日。
それまで味わったことがないくらい最高に楽しかった。
そして、人生の転機が。
エアーズロックのディナーで
偶然同じテーブルになったイギリス人夫婦との会話です。
「ハネムーンなのに休みが11日間だけだって?!
短すぎるよ、もっと休みを取れないの?
僕らは最低でも1ヶ月くらい取るけどな。
僕は会社の経営者だけど、休みは休みで自分の人生なんだからしっかり取るよ。
もちろん仕事をそんなにする必要がないというわけじゃなくて、
仕事は頑張ってやるんだけど、休むときは休む。人生楽しまなきゃな。」
これまた同じテーブルのシドニーから来たという80歳のおばあちゃんとの会話。
「オーストラリアに住んでいるのにエアーズロックに来たことがなかったから、
生きているうちに一度はみたくて今回初めて来たのよ。」
1人で飛行機に乗ってエアーズロックまで来たんだとか。
いろんな人がいて、それぞれの人生に満足し、人生を愉しんでいる姿でした。
今している仕事を中心に自分の人生や物事を考えていた僕らにとって、この出会いは衝撃でした。
今いる場所や仕事が全てじゃない、世界は広くて、いろんな考えの人がいる。
自分たちも、もっと自由に人生を愉しめばいいんだ、と。
今いる世界、見えている世界が全てだと思い込んで、知らず知らずのうちに自分の可能性を狭めていたことに気づきました。
その時見た景色は、本当に美しかった。
人生を変える出会いをくれたオーストラリアが、特別な場所になりました。
このとき、人生で成し遂げたいことに
「オーストラリアで生活をしてみる」という項目が加わりました。
ワーキングホリデーとパンデミック
それから2年半、少しずつ準備を進め、
2019年3月に、僕は10年正社員として勤務した会社を辞め、
妻は嘱託職員の契約を満了しました。
3ヶ月半の住み込み派遣のリゾートバイト、
1ヶ月半のフィリピン短期留学を経て、
遂に2019年11月にオーストラリアのシドニーへ!
すぐに仕事を開始し思ったよりも順調にワーホリライフをスタート。
妻も、2020年1月には仕事を開始しました。
2人でバリバリ働きつつ、
休日はカフェやブルワリーを巡り、
住んでいる人しか行かないような裏通りを歩いたり、
思いつきで旅行に行ったり・・・
シドニーでの生活を楽しみました。
これまでに比べると、本当に刺激的な毎日。
辛いことや大変なこともあったけど、それを上回る楽しさを感じていました。
2020年3月初旬、最初に借りたセントピータースの部屋の更新のタイミングで、
2人の職場の中間地点、ニュートラルベイへ引越すことに。
新たな住まいで気持ちを新たに生活をスタート!
・・・と、その頃、中国で発生した新型のウイルスが世界中で流行している、というニュースを耳にするようになりました。
そう、新型コロナウイルスの感染拡大です。
それから2週間ほど経った3月中旬、シドニーはロックダウン。
短期間で激変した光景に唖然としながら、2020年4月のはじめに日本への帰国を決断しました。
結果、僕たちのワーキングホリデーは、
5ヶ月ほどという短期間での滞在となりました。
いろんな思いがあります。
もっと滞在してやりたいこともたくさんあったし、
このシドニーでの滞在が終わったら、
今度はどこへ行こう?と考えてワクワクしていたので。
でも、たとえ短い間でも、本当に行ってよかった。
新型コロナがおさまるのを待っていたら、
年齢制限に引っかかって、ワーホリビザでは行くことができなかった。
旅行では行けても、現地で働く経験はできなかったということです。
また、僕たちの日本での生活が始まりました。
帰国後のこと
長野の実家に住まわせてもらい、少しゆっくりしながらこれからのことを考えようと思いました。
友達に会ったり、家の農業を手伝いながら、
仕事を探しました。
「何も決まってないんだから、何をしてもいいし、どこに住んでもいいよね。」
「本当なら、まだ海外を転々としているつもりだったんだから、
せっかくなら県外に住んでみよう。」
僕たち夫婦は、生まれも育ちも長野県。
長野県にしか住んだことがなかったので、仕事探しの範囲をもう少し広げることにしたのです。
こうして、ワーホリの帰国から半年、2020年10月に群馬県に引っ越しました。
今の生活の拠点は、群馬の北側です。
群馬に住むなんて、少し前には考えてもいませんでした。
でも、先が予想できない人生の方が楽しくないですか?
そしてこれからのこと
長野 / フィリピン, バギオ / オーストラリア, シドニー / 群馬 …
いろんな場所に住んできました。
就職・転職・留学・ワーホリ・コロナウイルスのパンデミック、、、
いろんな経験もしました。
そして得たものがあります。
・柔軟な考え方
・どんな状況でもどうにかできるという自信
まだまだやりたいことがたくさんあります。
これから先の人生も、自分たちらしく楽しみたいです。
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