【好きな事で英語学習】30日間洋楽で英語学習をしてみた結果。効果は?

英語学習

タビエイゴログ!のやしんすきです。

先月、洋楽で英語学習を決心してからあっという間に1ヶ月が経過しました。

はじめるときは
1ヶ月間毎日続けられるかな
1ヶ月じゃ効果ないんじゃないか
など余計な事を色々考えてしまったのも事実です。

しかし、意外と始めたら続けることができました。
今回は実際に1か月間洋楽を通して英語学習をしてみて感じたメリット・デメリット、
そして英語の力はついたのかどうかという点をまとめて記事にしました。

結論:英語力は変化なし、しかし自分の苦手を発見できた

まず結論からいうと、正直英語力が伸びたという実感はゼロです

ただしこの学習を通して自分の苦手な部分が分かり次の学習の糸口を発見しました。

課題曲は7曲で、どれも自分が好きな曲でした。
これまで歌詞をはっきり知らない部分も多く今回の学習でかなりクリアになりましたが、
単語も簡単なものが多く、意外と新しく調べた単語は7曲通して20単語もありませんでした。

音が落ちていたりで聞き取りずらい部分があったり、歌だと聞き取れない部分があったりと
歌詞を確認してみるとただ聞き取れていなかった部分がほとんどだったのか…と気づきました。
なので、実際ボキャブラリーはほぼ変わっていません。
もっと知らない単語多いだろうなと思っていたので、少し拍子抜けした感じでした。

しかし毎日繰り返して同じ曲を繰り返し聞いたり、口ずさんだり、書き出していると、
毎日間違える内容が似たような部分で自分がつまずいていることに気が付きました。

リスニングでも間違い、思い出しながら歌詞を書きだしてみても間違えている。


見ての通り、赤ペンが入っているのは
①冠詞 a, the
②前置詞 in, at, on, of
です。

単語それ自体に意味がある、主語や動詞、副詞、形容詞などは比較的覚えたり実際の文の中で使えるのですが、冠詞・前置詞は自分で文を構成するときにも迷うことが多い。

これに気づいたときに、
自分の苦手な部分を突き付けられたような感覚で、
あぁ、やっぱり次は冠詞・前置詞について学ぶ必要があるんだ。
と思いました。

英語学習で次はどんな学習しようか迷っているとき、この学習のように少し違ったアプローチで学習を始めてみると、意外と次の学習の糸口を発見できるかもしれません。

洋楽で英語学習をするメリット・デメリット

メリット

1.継続がしやすい
まずはなんといってもこれでしょうか。
好きな曲を通して学習するので、歌えるようになることが楽しい。
学習を通して歌詞がはっきり何を言っているのか、どんな内容なのかがわかるので、
それまでなんとなく聞いていてもやもやっとしていた歌が急に曇りが取れすっきりとします。
ぼくも社会人になってからなかなか学習を毎日継続するという事が出来なかったのですが、洋楽を通しての学習は毎日の学習を嫌だなと思うことは1日もありませんでした。
やはり興味のある事、好きな事を通しての学習は一番継続しやすいという事を実感しました。

2.毎日の学習に取り入れやすい
座学でただひたすら教本や参考書で勉強するよりも勉強するモチベーションは圧倒的に保ちやすい。
音楽の強みです。

3.隙間時間を活用しやすい
移動時間や隙間時間に音楽を聴くだけ。
一度歌詞を覚えた後であれば、好きな曲を聴くことが復習につながります。
聞き流していただけのものが、改めて意識して聴くことで意味や音を再認識すすることができます。

4.文化的背景を垣間見ることができる
歌によってはその時代の社会や考え方が反映されていることもおおく、不思議に思うことや、
日本で生まれ育ってきた僕にはなじみのないことが歌詞に反映されていたりします。
センシティブな内容でなければ、こういうのは会話のネタになったり、その楽曲を作っているバンドの出身国のネイティブスピーカーと話すときに気になる事を聞いてみる引き出しにもなったりします。

デメリット

1.効率が悪い
やってみると改めて実感しましたが、やはり効率が悪い。
新しくボキャブラリーを増やしたいのであれば単語帳を使った方が圧倒的に効率がいいし、
文法やリスニングなどに関してもそれに特化した教材があるので、
そういうものを利用した方が圧倒的に効率はいいです。
試験対策など明確な目標を持っている場合、この学習法は適していないです。

2.メインの学習方法にはなりえない
絵洋楽での学習は、英語学習のきっかけづくり、もしくは力を抜いた学習方法としてはいいと思います。
しかし、会話力や試験で明確な目標がある方にとっては他の勉強方法をしたほうがいいのは明らかです。

まとめ

1か月間実際に洋楽の歌詞で勉強をしてみましたが、楽しい!と伸びてない!が両方押し寄せました。
好きな曲が歌えるようになったことは1か月間のチャレンジを終えた大きな成果ではありますが、「試験を合格するために」や「英会話をすらすらできるように伸ばしたい」といった明確な目的の場合、洋楽を通して英語学習をするよりも、しっかり対策に特化した方法で学習する方が圧倒的に効率がいいので、息抜き程度にやってみるのがいいですね。

しかし同時に洋楽を通しての学習することのいいところはスポーツ同様、言語に関係なく共通の好みや話題を提供してくれることです。

ぼくは個人的に英会話でもよく音楽の話をします。
これまで色んな場面で会話のネタとして音楽の話をしました。
とくに洋楽は日本の音楽よりもリスナーの分母が圧倒的に多いので会話をしてみると話が盛り上がることが沢山あります。
ロックが好きなんだ、と話をして好きなバンドの話をするとくいついてくる人もいます。
英語力の向上はもちろん大事ですが、こういう趣味や文化の話ができると会話も広がりやすくなります。

こうやって考えると、ただ単に英語だけを学習するよりも、たまには音楽や映画を通して英会話で話せるネタを増やすと考えれば洋楽を通しての学習もいいんじゃないかと。

まとめると歌を覚えるついでに英語を学習できるくらいのリラックスした気持ちでやるのが一番だと感じます。

それでは今回はここまで、ではまた!

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