タビエイゴログ!のやしんすきです。
今回は旅の記事です。
早くもハノイへ旅行へ行ってから5年が経ちます。
パンデミック前までハノイへは出張で何度も足を運んでおり、ローカルの知人に様々な場所を教えて頂きました。
ぼくの中ではアナザースカイ的な場所がハノイなのです。
20代で現地へ足を運び仕事に携われたことは現在振り返ってみても貴重な経験でした。
あれから5年、しばらく訪れていないベトナム。
ぼくがハノイを訪れて感じた、若者が多くてパワフルな街という印象。
そんな街だったからきっとこの5年でさらに変化もしているんでしょう。
そろそろベトナムを訪れたいな、というタイミングではありますが、ちょうど知人がハノイを訪れるということなので、改めてぼくらの旅行で訪れた場所を備忘録かねて紹介したいと思います。
2016年~2019年まで仕事で3ヵ月に1度くらいの頻度でハノイを訪れていました。
主に市内へ訪れていましたが、まだまだ古い建物、インフラの整備、空港から市内へ向かうまでの田園風景では家畜に物を引かせていたりなど
ぼくらの親の世代が子供の頃の日本を見ているような、そんな景色でした。
そして、新しくインフラの整備を進めている場所と旧家屋やまだまだ昔の景色が、あちらこちらで混ざり合っている、発展が進んでいるカオスで何とも言えない空気を街全体が醸し出していたのでした。
カフェ
CONG CAPHE
ベトナムのカフェと言えばここというイメージがぼくの中ではあります。
初めてホーチミンを訪れた時、ハノイで街を移動しているとき、なんだか色々な場所で見かけたので記憶に残っているのです。
スタイリッシュなカフェとは違い、少し時代をさかのぼったような雰囲気の内装が魅力的。
日本では味わえない、違う文化圏のカフェを味わえてとてもいいです。
ホンキアムレイクのロータリーにある店舗では、建物の上層階からのシティビュー・湖とロータリーを眺めながらコーヒーを楽しめます。
蒸し暑くて、下ではバイクやクラクションの音がうるさくて、いかにもベトナムらしくていいんです。
写真はココナッツコーヒー、甘くてジェラートとの組み合わせが美味。
The Note Coffee
ここもホンキアムレイクすぐ横にあるカフェ。
店内には訪れた客が付箋にメッセージをかいたものがあらゆる壁を覆いつくしています。
ゆっくりはできないけどユニークなカフェです。
朝、ホンキアムレイクの周囲を散歩しながらよく立ち寄っていました。
ぼくの使っているノートにはいまだに店舗のスタッフの方が持ち帰りのコーヒーに付けてくれたメッセージ入りの付箋がはってあります。
ココナッツフラペチーノが美味。
Cafe Giang
エッグコーヒーが有名なローカルのカフェ。
70年以上の歴史を誇る古くからある老舗です。
卵黄を泡立ててミルクの代わりに使うというちょっと変わったコーヒーですが、滑らかな口当たりが美味しい。
2019年に訪れた時はローカルの方で非常に賑わっていました。
入口が細い路地になっているので観光客は絶対わからないよなぁ。
Highlands Coffee
ベトナムと言えばここ。
チェーン展開している大手のローカルコーヒーショップ。
市内のショッピングモールだったり、路面店だったり、一番見かけるカフェなのですぐに覚えちゃいます。
手軽で、迷ったらとりあえずここへ行けばリーズナブルにベトナムコーヒーを楽しめます。
待ち合わせの待ち時間やちょっと休憩って時に便利。メニューも豊富。
豆やベトナムコーヒーを淹れるセットも売っているのでお土産にもいい。
空港にもあって、ここをみるとベトナム来たなぁと実感がわきます。
Atelier coffee (specialty coffee)
現地の知人におすすめしてもらったカフェ。
エスプレッソやエアロプレスもある洗練されたカフェ。
ロースターでもあるのでコーヒー豆もあり、そしてローカルのクラフトビールの販売もしております。
ぼくが行ったときはあまりに暑すぎて、ローカルのビールをレジ横で見かけたので、迷わずコーヒーではなくビールを頼んでしまったのです。
Rail Station cafe
ハノイの観光客に人気のスポット。
ハノイの市内、このエリアでは驚くことに線路沿いにCAFEがあります。
本当にここ電車通るの?っていうくらい狭い場所です。
線路にはにわとりがいたり犬がいたりで自由。
日本ては安全上まず味わえないロケーションと雰囲気は行ってみる価値ありです。
※Rail Station cafeを調べたところ閉業となっていました。
どうやら近くにRAILWAY CAFEというお店があるようなので、線路沿いのロケーションを楽しむにはそちらでもいいかもしれません。 マップにピンをたてていますのでそちらも調べてみてください。
T-COFFEE 閉業
オペラハウスとホンキアムレイクの中間地点にあるお店。
白と赤のコントラストがおしゃれ。
カジュアルながら中は落ち着いた雰囲気なので、静かにゆっくりしたいときにオススメ。
ここでは定番のベトナムコーヒーを頂きました。
濃厚でバニラの様な甘い香りのコーヒーにコンデンスミルクの組み合わせで
とても甘くて濃厚なコーヒーです。
※ここも閉業のようです。
プリン
Minci Pudding プリン路面店
ハノイはプリンが有名だったとは知らなかった。
ここMINCI PUDDINGはローカルでも人気店の様です。
見た目プルプルでもしっかりとした少し固めのプリン。
お手頃、お手軽、おいしい、プリン好きな方に是非お勧めしたい場所。
すごいポップな黄緑の看板が目印です。
お店はローカルの人でにぎわっていて、イートインするひとよりも、テイクアウトで何個もセットで買っていくおばちゃんが多かったのも印象的。
家族のおやつかな?それともおばちゃんたちのお茶のお菓子にするのかな?
地元に愛されているお店なんだなぁと感じました。
AN NAM PARLOUR カフェ兼雑貨屋さん
旧市街にあるカフェ。
ここはプリンが美味しいと聞き訪れたお店。
入店すると「いらっしゃいませ」と声が聞こえてびっくりしました。
日本語を流ちょうに話すスタッフの方が案内してくれました。
メニューにも日本語があり、親しみやすいおみせ。
店内にはベトナムの工芸品だったり、日本の工芸品もおいてあったり、両国の文化が交流している場所にもなっています。
ちょっと懐かしい雰囲気の、他には見かけないスタイルのカフェでよかったです。
食事
RUNAM BISTRO カフェレストラン
カフェでランチを
ハノイ大教会前の通りにある洒落たCafe・レストラン。
味だけでなく、盛り付け、食器、内装
全てにこだわりを感じるいい雰囲気。
モーニングでフォーを食べて、食後にコーヒーとフルーツティーを。
ローカルのお店の中では少し高い価格ですが、優雅な時間を過ごせます。
市内の大聖堂の目と鼻の先、大聖堂へ行ってからゆったりとここで美味しいコーヒーやお茶、フレッシュジュースを飲んで一息つくなんてどうでしょう。
贅沢なひと時を過ごせること間違いなし。
Quan Anh Ngon 屋外レストラン
ここはハノイへ訪れたら必ず訪れるレストラン。
ローカルフードが楽しめるし、メニューも豊富。
夜は賑わっており土日の夕方はピーク。
すぐに入れないこともしばしばありました。
初めてベトナム行かれる方で、いきなり屋台や個人店に入るのは勇気要るし、狭くて路面のお店はちょっと苦手。
という方はここへ行けば間違いなし。
屋台や通りの個人の飲食店よりはやや高いのですが、その分、きれいで雰囲気も賑やかで活気にあふれ、料理も種類豊富で美味しいのでよし!
観光客の割合が多いと思います。
屋内でなくオープンエアーなのがまたよくて、暑い夜に屋外で飲むサイゴンビアが最高です。
Mai Anh Pho Ga フォーの路面店
ローカルフォーのお店。
街中にはたくさんあるのでどこがいいのか正直分かりません。
朝、通勤中に立ち寄って食べたりとベトナムの代表的なモーニング。
朝食を外で食べる人も多いので、朝早くからやっているお店が多いようです。
色々とローカルのフォーを食べてきましたが、オススメのお店です。
●スープはさっぱり、クセがなくて食べやすい。
●鶏肉、パクチー、レモングラスの下ごしらえが丁寧
あまり軟骨が好きではないので、個人的には下ごしらえの塩梅は結構プライオリティ高いです。
ローカルのお店だと軟骨部分が多い鶏肉や、硬くて筋っぽいハーブ類が多いのですが、
ここは丁寧にしたごしらえがしてあり美味しく食べることができました。
途中で付け合わせで出てくるライムや唐辛子、チンスーチリソースを入れて食べれば
味変で2回楽しめます。
ぼくは辛いものが好きなので、後半はいつもチリソースをいれて食べていました。
お値段もローカルプライスで2019時点では1杯VND45,000=¥230くらいでした。
今はきっともっと高いんだろうな。
Nha Hang Ngon
ここもまたオープンテラススペースがある洒落たお店です。
なんでも Quan An Ngon の姉妹店なんだとか。
こちらの方が落ち着いた雰囲気かな。
Quan An Ngon は賑やかで活気のある感じですが、こちらの姉妹店はもう少し落ち着いている感じと、お店の雰囲気や植物などの配置がラグジュアリーさを出しています。
※こちらハノイ店は閉業とgooglemapにありました。 ホーチミンのお店は営業しているようですね。
ストリートの名も知らぬお店 (炒飯が美味:店名不明)
VINCOM CENTERというショッピングモールそばにあるローカル飯屋。
今まだあるのか、さすがにwebに情報があるお店ではないので分からないのですが。
出張で何度と訪れた際にローカルのスタッフと一緒にランチやディナーを食べたお店。
とくに牛肉と菜っ葉の炒飯が美味しくてリピートしていました。
むしろそれ以外のメニューは食べたことがありません。
思い出の味です。
いわゆる路地のローカルのお店なのでローカルスタッフがいないと注文できませんでした。
今はgoogleレンズとかかなり簡単にメニューを確認したりできるんだろうな。
ぼくは次回ハノイへ訪れたら絶対行きたいお店です。
Pizza 4ps
日本人夫婦の方がチェーン展開している本格窯焼きピザ屋。
ぼくは一度も行ったことがないのですが、ローカルのスタッフも美味しいと言っており、次回訪れたら行きたいなと思っているお店です。
Googleレビューでこんなに評価が高いレストラン見たことないんですが…
なんでもベトナムの次はインドでの出店を進めていて、さらに東京にも逆輸入。
海外で活躍されているお店、なんだか勇気をもらいますね。
Kichi Kichi (回転寿司システムのホットポット)
ありそうでなかった一人ホットポット、回転ずしのようなベルトで具をまわしちゃうというお店。
初めて訪れた時は驚愕しました。
カウンターの席に一人分の鍋がセットされており、回転ずしのシステムで鍋の具材が流れています。
好きな具材をレーンからとって鍋に入れるという、なんだかこの発想はありそうでなかったなぁと。
今もまだこのシステムで運営されているのかは気になるところです。
お酒(ビール・バー)
Pasteur street brewing クラフトビールタップルーム
2019年、ホンキアムレイクそばのAirbnb に滞在。
そこから出てホンキアムへ向かうと、なんとタップルームを発見。
こんなところにブルワリーのタップルームあったんだ。。。
と驚いたのでした。
ハノイではなかなか色々な種類のビールを楽しめる場所がなかなかないな、と思っていたので、心から嬉しかったのが記憶に残っています。
TAPは12種類つながっていて市内でこんなにたくさんの種類のtapがあるとことはないんじゃないかな。
ラガー、ペールエール、IPA、スタウト、ゴーゼ、ウィートエール、など幅広くありました。
6種類選べるビアフライトがあったのもありがたい。
この時につながっていたビールはさすがベトナムという感じで、スイカやドラゴンフルーツを使ったビールが何種類かあったのが印象的でした、
本拠地はホーチミンとのこと。
NE Cocktail Bar カクテルバー
洒落たバーです。
こじんまりした場所ですが、暗めでいい雰囲気のなか音楽を楽しめます。
ユニークなカクテルもあり、ベトナムの国民食Phoをモチーフにしたカクテルもありました。
ストリートでがやがや飲むのも楽しい一方、ちょっと雰囲気変えたり、純粋にカクテルを楽しみたくなったら訪れてほしい場所です。
プライシングはしっかりしているので、普通のバーに行く感覚で訪れるといいです。
Vuvuzela Beer club アメリカンダイナー・パブ
ここはKICHIKICHIと同じ会社がチェーン展開しているアメリカンダイナー。
ハノイ市内には数店舗あります。
調べたところ、ぼくがよく訪れていたホンキアム周辺の店舗はコロナ以降クローズしてしまったようで残念。
Hootersを意識したお店で、ビールとスポーツ観戦が楽しめます。
そして世界の大手ビールがラインアップされているので聞いたことあるけど飲んだことがない銘柄を楽しめる場所でもあります。
ハイカロリーなシカゴピザやソーセージのパンチ力がすごくて、ローカルフードとは違うジャンクなものを食べたくなったらここがいいかも。
アサヒ、バドワイザー、タイガー、ハイネケンなど大手ビールがずらり、しかもサーバーにつながっているビールも多いというところがいい。
自社ブランドのZamkyというラガービールも当時はありました。今はどうなんだろうか…
このほかに、黒ビールだったり、トラピスト、アメリカのクラフトビールなどが一部ボトルで置いてあったりしたかな。コロナ以降ラインアップは変わっているかもしれませんが、ビールが楽しめるお店であることは間違いなし。
お値段はローカルの中では高い方ですが、メニューやサービス、お店の雰囲気などを考えれば決して高すぎるという感じはしないので、ぼくは滞在中よく訪れていました。
ここまで紹介してきた場所のマップ
最後に
ベトナムへ初めて訪れたとき、バイクの多さに圧倒されました。
あらゆる道で車とバイクが往来し、クラクションの音がそこらじゅうで響いている。
信号があるところもあるけれども、機能しているのは本当に大きな道路だけで、場所によっては交通整備の為に人がいる交差点もありました。
どうやって道を渡ったらいいんだと最初は絶望していましたが、不思議となれるもので気づけば手で合図を出しながらローカルに溶け込んで道を渡れるようになっていました。
とにかく同じアジア圏といえども文化の違いが面白い。
そんなに細かい考察はしなくたって、日本の日常とは全然異なる雰囲気が一目瞭然だから足を運べば楽しいんです。
幾度となくハノイを訪れるうちに朝と夜の散歩は滞越中のルーティンになっていました。
ぼくの定番の散歩・ジョグのコースは市の中心にあるホンキアムレイクの周りです。
湖と木々、街の中心に自然があるのは嬉しい。
でも、周りはバイクやタクシーが走り回っているので、空気がきれいなわけではないんですが。
それでも木陰だったり、水場の音、街の音が混ざり合っている環境で散歩するのは、気持ちがいいものです。
朝は割と静かで、湖の周りでは広場で太極拳をやっている年配の方の集団をよくみかけます。
それと反対に夜風に当たりながら散歩へいくと、ホンキアム周辺は歩行者天国になっており、若い人や観光客が飲みに出歩いていたり、広場には家族で遊びに来て子供がおもちゃの車などに乗って遊んでいたりとエネルギッシュな雰囲気を感じます。
色んな表情をもつホンキアム周辺の景色はいつ訪れても飽きない景色でした。
この記事を書くにあたり、当時の写真や情報を振り返ったり、検索したりしていると、数多くのお店が閉業になっている事実を目の当たりにして、忘れかけていたcovidの爪痕をリアルに感じました。
この5年でハノイの街並みはどう変わったのでしょうか。
今回は知人がハノイを訪れると耳にしたので、魅力を紹介できればいいなと思い記事をおこしましたが、改めて自分の足で訪れて変わったこと、変わっていないことを見に行きたい。
いつか再びベトナムの地へ足を踏み入れることに思いを馳せながら、
今回はここまでと。
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