やしんすきです。
ぼくら夫婦は、2019年11月にオーストラリアのシドニーへ、夫婦でワーキングホリデーに行きました。
現地に住むうえで欠かせないのが家。
ぼくらの部屋探しの実体験をもとに部屋探しから入居までの流れ、大事にしたことを【前編】・【後編】の2部に分けて記事にしています。
【前編】では入居までの流れと、家を探すときにぼくらが考えたことをまとめました。
今回【後編】では部屋の種類やチェックリストや使う英単語について記事にしています。
当時とは情報が違うかもしれないけど、家をどうやって探すのか、考え方など、根本の部分は変わっていないので、是非参考にしてみてください!
これからワーホリ行く方、現在進行形で家を探している方、家探しを始める前に一読してから準備を進めましょう。
【前編】の記事はこちらから
部屋の種類について
いざ部屋探しをはじめると、日本では見慣れない部屋の種類しかでてきません。
最初のうちは 「これなに…?」 となりますが、いろんな部屋を見ていくうちに、なんとなく想像がつくようになるかと思います。
まずは、簡単に部屋の種類を確認しておきましょう。
探すとよく出てくるOwn room(オウンルーム)は自分の部屋が持てるという意味ですので、Boarding house のタイプもあるし、Shared houseのタイプもあるので、基本情報を確認してみて、同居人数がどれくらいで、建物が一軒家なのかを判断しましょう。
・Master room
(マスタールーム)
・Shared house/ Shared room
(シェアハウス・ルームシェア)
・Boarding house
(ボーディングハウス)
・Granny flat
(グラニーフラット)
・Homestay
(ホームステイ)
【Master room : マスタールーム】
全部が自分たちで使えるおうち。
日本で言う、賃貸のアパートのイメージです。
日本で部屋を借りようとすると、だいたいこの形式ですよね。
【Shared house/Shared room:シェアハウス・ルームシェア】
1軒のおうちを他の人と一緒に住むこと。
ルームシェアは1部屋に何人かで一緒に住むタイプ。
ルームシェアだと自分のスペースがなかったりしますが、シティでも安いです。
カーテンなどの仕切りがあるところもあります。
【Boarding house:ボーディングハウス】
ぼくらが最初に3ヶ月住んでいたのもこのボーディングハウスでした。
日本で言う寮のイメージです。
シェアハウスほど密な交流はありませんが、個室があって、バス・トイレ・キッチン・ランドリーなどの共有部分が広いのが特徴。
ぼくらが住んでいたボーディングハウスは10部屋ほどで、キッチンと洗濯機は1つ、バスルームと一体型のトイレは2つありました。
でも、外国人の友達に話しても、あんまりピンときてなかったので、もしかしてこれってオーストラリア英語なのかな?と思っています。
わかる方教えてください!笑
【Granny flat:グラニーフラット】
離れの意味。
母屋には家主さんが住んでいて、敷地内の離れが貸家になっている。
小さい一部屋にシャワー、キッチン、トイレがついている感じ。
ぼくらがインスペに行った場所は母屋のすぐ横に8畳くらいの小さな建物でした。
小さいながら、TV・Wi-Fi・洗濯機などすべてがそろっていて快適そうでした。
【Homestay:ホームステイ】
アパートでも1軒家でも、家の中の1部屋に住まわせてもらうことです。
その中で、週に何時間かを家事や育児のお手伝いに充てる、ナニーというお仕事もあります。
【チェックリスト】インスペ行ったら確認すること
いよいよアポをとって、いざインスペに!
でも、一番最初は何を確認したらいいか悩むところですね。
そんな時はやっぱりチェックリストを作っておくのが一番安心。
ここではぼくらが使ったチェックリスト+確認しておけばよかったなという点を追記して紹介します。
【立会人に聞いておきたい事】
□入居可能日
□ミニマムステイ(最低の居住)の期間は?
□カギは何個あるか?シェアハウスの場合、カギを持てるか?
□料金は光熱費やwifi費用込みか?
□洗濯物を干す場所があるか?
□全体で何人住んでいるか?(シェアハウスやボーディングハウス)
□シャワー・トイレは何か所あるか?
□何か特別なハウスルールはあるか?
□共有スペースのルールは?
□家具・食器・調理器具はついているか?
□ボンドやレントの支払い方法は(振込or引落)?
□最寄りの駅やスーパーまで歩いてどれくらいか
□郵便物(書類)はどこに届くか?
【見ておきたいポイント】
□水回りの清潔さ
□キッチンの広さや調理器具にどんなものがあるか
□アウトレット(電源)の位置・個数
□窓は開けられるか
□洗濯機・乾燥機があるかと洗濯干す場所の立地や日当たりなど
□ゴミ捨て場の位置
□自転車を置ける場所はあるか
□家の前の通りの人通りや雰囲気や外灯の有無
□部屋ごとのメールボックスの有無
【立会人に聞いておきたい事】
【入居可能日】
基本情報に乗っているかとは思いますが念のため確認しましょう。
webの情報なども結構いい加減な場合もあるので、聞くに越したことはないです。
【ミニマムステイ(最低の居住)の期間は?】
日本では賃貸契約は2年更新が一般的ですが、ぼくらが住んだ場所は3ヵ月で一区切りでした。
【カギは何個あるか?シェアハウスの場合、カギを持てるか?】
ぼくらは夫婦で探したので、カギは2つないと不便だなということで、2つあるか確認しました。
またシェアハウスの場合、カギを持てない場合もあるようなので(その場合は出入りの開け閉めはシェアメイトを呼ばなければいけないんだとか…)確認しておきましょ。
【料金は光熱費やwifi費用込みか?】
一般的にbillといわれますが、光熱費がレントに含まれているか、wifi料金も含まれているか確認しておきましょう。
【洗濯物を干す場所があるか?】
狭い部屋の場合、干せる場所があるかどうかは結構大事です。
ぼくらは洗濯機・乾燥機がボーディングハウス内に一つしかなかったので、干せるスペースの有無は結構大事でした。
場所がないと、乾燥機が使えないときに干すのに困ります。
しかも次に洗濯機使いたい人がいる場合は洗濯物を洗濯機から出されて放置なんてことも笑
なので、干すスペースがあるにこしたことはないです。
【全体で何人住んでいるか?(シェアハウスやボーディングハウス)】
自分がどんな環境の中にいるか知るために聞いておきましょう。
【シャワー・トイレは何か所あるか?】
10人のボーディングハウスにトイレが一つ…これは明らかに困りますよね笑
全体で何人住んでてシャワーとトイレが何か所あるかは、生活するうえでかなり重要な要素になってきますので、要チェックです。
【何か特別なハウスルールはあるか?】
家や建物によって独自のルールがある場所もあります。
あくまで借りる身ですので、その辺はしっかりと確認しておきましょう。
【共有スペースのルールは?】
これもハウスルール同様、確認しておきましょう。
【家具・食器・調理器具はついているか?】
生活必需品です!
共用で使っていい調理器具や自分達専用の食器や家具がどんなものがあるか、聞いてみましょう。
ぼくらが住んでいたボーディングハウスでは、調理器具(フライパン、鍋、電子レンジ、ライスクッカー、トースター、オーブン、ざる、ボウルなど)は共用、食器は自分たちの部屋で割り当てられている物がありました。
家具もどんなものがあるか見聞きしましょう。
【ボンドやレントの支払い方法は(振込or引落)?】
ボンドやレントの支払い方法は振込なのか引落なのか?
ぼくらの場合はボンドは振込、レントは隔週で引落でした。
【最寄りの駅やスーパーまで歩いてどれくらいか】
前編の条件のところで説明した生活圏の話です。
最寄りの駅・バス停まで、スーパーまでどれくらいか、実際に聞いてみましょう。
生活のしやすさに直結する部分なので大事な要素の一つです。
特に水はボトルで購入して運ぶので自転車で行ける距離にないとかなりきつかったです。
真夏のうだるような暑さの日は運ぶだけでも重労働です。
2か所目に住んだ場所はスーパーから徒歩1、2分程度だったのでとても便利でした。
【郵便物(書類)はどこに届くか?】
これは住み始めてから気づいたことですが、TFN(Tax File Number)の取得書類、銀行口座のカードが配送になり届いても、誰かが自分の部屋に運んできてくれることなんてありません…
ぼくらが最初に住んだボーディングハウスでは入口に投函ポストがあって、そこに住人の郵便物はすべていっしょくたに突っ込まれ、廊下の隅に積みあがっていて、その中から自分の郵便物を探すというスタイル。
かなり不安になります笑
個人ポストがないのはどうしようもないんですが、どうやって届くのか事前に知っておいた方がまだ気を付けようがあるので聞いておきましょう。
【見ておきたいポイント】
地味な内容もありますが、日本の賃貸探しやエアビー使う時に学んだことを反映してます。
【水回りの清潔さ】
あまりに汚い場所は嫌ですから、自分の中で許容できる範囲かどうか見るのが一番。
写真ではなかなかわからない部分です。
【キッチンの広さや調理器具にどんなものがあるか】
キッチンが共有の場合は広さと調理器具がどんな感じか気にかけてみてみましょう。
自分が料理をするときの動線なんかを想像しながら見てみるといいかと。
【アウトレット(電源)の位置・個数】
地味に大事です。
部屋に一か所しかない!となると延長コード用意してタコ足配線して…みたいなことになりますので、部屋の中の電源の位置、頭の片隅に入れておきましょう。
【窓は開けられるか】
窓のない部屋、窓の開けられない部屋はなかなかにしんどい。
カギが壊れていないか、しっかり開けて空気の入れ替えができるか見ておきましょう。
網戸がないと夏は蚊が入ってきます。
ぼくらが最初に住んだ場所は窓は開くけど、網戸がなくて夏場の夜は寝てる間に耳元を蚊が飛んで結構ストレスに感じたのを覚えています笑
【洗濯機・乾燥機があるかと洗濯干す場所の立地や日当たりなど】
洗濯機と乾燥機がセットであると便利!
しかし、洗濯回した後に乾燥機使おうと思ったら住人が使っていて使えない!ということが多々ありました。
建物の敷地内に洗濯物を干す場所があって、日も当たる場所があると便利です。
近くにコインランドリーがあれば無問題ではありますが、洗濯に出かけるとなるとそれもまた手間なのでやっぱり住んでいる場所で完結するのがベストです。
【ゴミ捨て場の位置】
主観で、ここにゴミ捨て場あるのいやだな,,,と思う場所かどうか見ておきましょう。
なるべくであれば嫌な場所にゴミ捨て場がある住まいは避けたいものです。
ぼくらが住んでいた場所、最初の場所は屋外の建物の裏にあり生活動線上になかったので、汚いなと思うこともなく快適でした。
2か所目は建物の地下にあり、こちらも完全に生活動線になかったので不快な思いをすることはありませんでした。
【自転車を置ける場所はあるか】
自転車購入を考えている方はチェックしましょう。
【家の前の通りの人通りや雰囲気や外灯の有無】
あまりに人気がない通りや、外灯がない通り、女性は特に夜一人で歩くの心配になりますね。
インスペに行かないとなかなか雰囲気や外灯などは分からないので見ておきましょう。
【部屋ごとのメールボックスの有無】
立会人に確認することでも触れましたが、郵便物を受けるのに部屋ごとにメールボックスがあるのが一番理想的です。
ここまでたくさんチェック項目を書いてきましたが、ぼくらのプライオリティを詰め込んだ内容です。
ここは自分必要ないなぁ、と思う部分はそぎ落としてください。
とにかく、いいと思った部屋はインスペお願いして何か所も回ってみるのが感覚をつかむには一番いいです。
部屋の中だけでなく、家のある場所、近隣の雰囲気や住人の雰囲気など、行ってみないと分からない事がたくさんあります。
ずく出して、いろんなところを見て回って、その時のベストの部屋を探しましょう。
知っておきたい!部屋探しで使える英単語
部屋探しでは色々普段触れない英単語が飛び交ってきます。
探す段階、そしてインスペに行ってから会話で使う単語など、ぼくらが事前に知っておいてよかった単語を紹介します。
・rent:家賃
・bond:前金
・bill:水道光熱費
・deposit:手付金
・fortnightly:隔週の(2週間ごとの)
・deduct:引落し
・direct debit:引落し
・inspection:内見(インスペ)
・furnished ⇔ unfurnished:家具付き⇔家具なし
・contract:契約、契約書
・notice:通知(退居の何日前までに知らせなければいけないか)
・minimum stay:ミニマムステイ-最低入居期間
・available from~:~から入居可能
・property:建物・不動産
いざ部屋探しへ!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまで一通り読んでいただければ、あとは行動あるのみ!
いろんな場所へインスペをしに足を運び、実際に目で見て、話を聞いて会話してみましょう。
最初はなかなか慣れずにうまくいかないかもしれませんが、くじけず何か所もまわってみてください。
段々と自分の中でインスペした物件を比較ができるようになって、「この物件いいな!」っていう場所に出会えると思います。
ぼくらも、ここいいじゃん!って思って実際にインスペ行ったら汚くて微妙だったり、あんまり期待していない場所が逆に思ったよりもよかったりと、現場に行ってみないと分からないことだらけでした。
全ての理想をかなえるのは難しいのでプライオリティを決めておくのも大事。
それでは、ここまで読んでくれた皆様のよい部屋探しを祈って!
では!
【ワーホリまでの英語学習・英会話について】
家探しも仕事探しも英語はある方がスムーズに進められます。
英語学習はワーホリ行ってからで大丈夫でしょ、と考えている方は要注意!
日本で学習を進めるか、進めないかはとても大事。
0の状態から始めるのとある程度力をつけてからでは吸収速度が違います。
日本にいる間に、少しでも英語学習・英会話の力をつけておきましょう!
今が人生で一番若い瞬間!渡航を決めている方、DMM英会話で英会話をはじめましょう!
現時点では2回の無料レッスンも受けられるのでまずは1回受けてみては?
【ワーホリ資金:手数料を抑えて日本円を外貨に両替】
ワーホリの資金を貯めたけど、両替はどうしたらいいの?
銀行送金は手数料が高い、いつまでも日本のクレジットカードは使えないし…
わたしたちもワーホリへ行くときに困っていた資金を現地で有効に使う方法。
最適解は WISE – 銀行よりもはるかに有利なレートで日本円を外貨に。
WISEにプールしておいて、現地で銀行口座開設してから送金。
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ワーホリこれからという人は絶対に用意しておくことをオススメします!
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