【オーストラリアワーホリ】シドニー滞在中に経験した仕事と経験談

ワーホリ

はなかなです。

わたしたち夫婦は、2019年11月にオーストラリアのシドニーへワーホリに行きました。
今回はワーホリ中にわたしたちが経験した仕事についてまとめています。

思い返してみれば、
日本で仕事をしていた時以上に悩んだり、ハードな面もありましたが、
そのどれもが貴重な経験でした。

この記事では、わたしたちの経験を通して、
ワーホリで今の仕事に悩んでいたり、仕事探しで迷っている人の
悩みを乗り越える、また、新たなチャレンジをするきっかけになれば嬉しいです。

ワーホリでの仕事の定番


ワーホリの仕事の定番といえば、

✓日本食レストラン(ジャパレス)のホール・キッチン
✓ツアーガイド
✓ファーム(農業)
✓オーペア(家に住み込みで家事や子供たちの遊び相手をする)


などが有名だと思いますが、
それとはちょっと違う仕事を経験できたので、とてもラッキーでした。

もちろん長期滞在(2年目)を考えている方はファームジョブは必須ではありますので、
確実に一定期間は選択肢に入ってきますね。

それではぼくらは実際にどんな仕事をしてきたのか、紹介していきますね。

夫:やしんすきの場合

オージーオーナーの日本食レストランに醸造設備がついたなかなか他に類を見ないレストランでした。


【職種:バーテンダー兼醸造アシスタント+営業・アンバサダー】

ぼくはとてもありがたいことに、
ワーホリ初日に空港着くや否や面接に行き、フルタイムの未経験の仕事をゲットしました。
どうやって仕事探しをしたか詳しくはこちらの記事から


シドニー到着の1週間後から働き始め、そのまま2020年4月の帰国まで5ヶ月ほど働いていました。

さすが、フルタイムで採用なだけあって、
給与や待遇も良く、スーパーも問題なくもらっていました。

ただ、激務!!
通し営業の飲食店で、店舗が2階建で広かったこともあり、
8〜9時間の勤務で1日20,000歩以上歩くのは日常茶飯事。
併せて、片道7キロ、往復15キロの自転車通勤。

(しかもアップダウンが激しい)

たくさん食べて飲んでても、どんどん痩せてってました。笑

今までのオフィスワークとは比べ物にならない運動量です。


やしんすき
やしんすき

あとは生ビールの樽が日本は10~20ℓが普通サイズなんですが、
オーストラリアのスタンダードは50ℓで、交換の時とか腰を痛めそうなほど重かったです笑



この仕事、募集時はあくまでも 

バーテンダー兼醸造アシスタント で フルタイムorパートタイム

という内容で求人が出ておりましたが、
面接を経てフルタイムで採用していただきました。


そして入社後は事業内容と事業拡大のプラン、
そして自分にどんなことを期待されているか説明してくれて、
ヴィジョンを持ちながら取り組めるとてもやりがいのある仕事でした。

さらにビール事業の拡大を考えていたので、醸造アシスタントだけではなく、
ビールアンバサダーと営業もやってみない?と声をかけて頂き、
店舗でお客様へビールの説明、スタッフへビールに対する啓蒙活動、
豪州内での販路拡大の為、卸業者へ商談へ同行、
またロックダウン直後はオンラインミーティングで営業商談など、
とにかく想像以上に面白い仕事を経験することができました。
(商談はほぼオーナーのオージーが英語で話していましたが、
 相手は全員日本人だったので、
 ぼくはほぼ日本語で直接話す感じでした。)

本当に何事もチャレンジあるのみ!

日本での営業職のキャリアが思わぬところで活きた経験でした。
日本にいる最中に仕事で活かせるキャリアを積むのはやっぱり強みになります。
 
こんな経験をワーホリ中にできるとは思っていなかったので、
トライしてみてよかったと思いました。

ただその反面、同じ場所でしか仕事ができなかったので
もう少し他のことをやってみたかった気持ちもありました。

妻:はなかなの場合


わたしは、もう本当に色々でした!笑

英語を使いながらオフィス系の仕事ができたらいいな〜
ツアーガイドとかもそこでしかできないよな〜

なんて考えてました。

でも、そんな良さげな求人はあまりなかったので、

まずは何か仕事をしながら、
ステップアップするイメージでやりたい仕事に近づけたらいいな!
と思い、あまりこだわりなく、少しでも面白そうだな、やってみてもいいかも!
とピンときた求人情報があれば、片っ端から応募していました。

✓日本食料理店(ジャパレス)のウェイター(個人営業の小さなお店から日本のチェーン店まで)
✓大手ジャパレスのセントラルキッチン(工場)
✓おしぼり工場
✓ローカルのデリの接客
✓ローカルのカフェのウェイター
✓日本とオーストラリアをつなぐ貿易会社の事務
✓ローカル向けの日本への旅行企画会社
✓ツアーガイド
などなど

毎日求人情報を見ていると、珍しい求人に出会えることもあります。
わたしは、各求人サイトに1日数回は行って、更新されている情報がないか確認していました。

返事が返ってこないことも多いので、応募はフットワーク軽く!
面接までいけたらラッキーくらいな感じに考え、
深く考えたり立ち止まったりせず、次へ次へを意識していました。

わたしが実際に経験した仕事は

1.個人営業の小さなジャパニーズレストラン

面接に行って、採用の連絡をもらい、1週間のトライアル(試用期間)を経て、
正式採用となりましたが、結局働いたのはトータルで1ヶ月くらいでした!


ワーホリにきて、英語を使って初めて働いた場所だったので、
緊張して身構えてしまい、
グラスを割ったり、注文を間違ったりと散々でした・・・
あまりいい思い出がない・・・泣


優しい方ももちろんいたのですが、オーナーさんと合わず・・・
他の仕事をする予定もあったので、辞めたい意志を伝えたら、
お店の方で次の方を採用し、雇い止めとなりました。

良かったことは、賄いで日本食が食べられたこと!!

タッパーを持参して、その日の食材の余ったのを貰って帰って、
大喜びで食べてました。

向こうではお刺身とか、酢飯とか、焼き魚なんて食べられなかったからなぁ。

2.ローカルのデリ

オーストラリア人のオーナーが経営するデリ。

ここ、よく前を通りかかって、混んでいるのを横目に見ていた人気店。

あれ、日本人向けのサイト(JAMS)に求人が出てる!?
と思ってダメ元で早速応募。

奥さんが日本人で、日本人向けの求人サイトにも掲載してみたようでした。
10日くらい連絡がなかったので、だめだったかな?と思ってたら、

突然オーナーから返信。
「何日か後に、トライアルに来れないかな?」
とのことでした。

面接は、行って少し喋って、じゃあ、早速お店に立ってみようか!
って感じでした。

デパ地下のデリの量り売りのカジュアルな感じです。

メインのお肉:フライドチキン、シュニッツェル、ローストポーク 
を入れて、
何種類かサラダやフライドポテトやフライドライスを
お客さんに聞いて選んでもらいながら詰めて、ワンボックスを完成させる。


みんな英語を使う地元のお客さんなので、
めちゃくちゃ会話も多いし、聞き返されると
「こういうのが入ってて・・・」
とか説明しないといけなかったり・・・
6時間のシフトでもうぐったりでした、、、


正確なオーダーも取れていたのか半分くらいはわかりません。笑笑

「もういいよ、それとそれで!」

みたいになっちゃったお客さんも何人もいた。笑笑


自分にはちょっとchallenging,tough,too muchだな・・・
とレベルの違いを感じていたところ、

オーナーにも、

「君はいい人だけど、ここで働くには英語力が足りないな」

と言われたのを覚えています。

というわけで、採用にはならず。
お店に入ってトライアルで働いたのは3日くらい。


その場でレジから3日分のキャッシュをもらって終了しました。

賄いのお昼ご飯は好きなものを選んで詰めてもらって、
お客さんと同じハイテーブルで食べるんだけど、
美味しくて、野菜もとれて、メインもあるので、大好きでした。


とてもいい経験できたな〜と思っています。
ほんとにローカル感満載で、
同僚も、オーストラリア人の学生バイトやマレーシア人など、
みんなフランクで優しかったです。


自分の英語力がもっとあれば、
たくさんコミュニケーション取れて、
めちゃくちゃ楽しく過ごせたのだと思います。

生活できる程度に話せれば・・・って思ってたけど、
この時はほんとに英語力はあるほうがいいなぁと思いました。
いろいろ聞いてもみたかった。

3日間だけだったけれど、ワーホリならではの本当に濃い体験でした。

3.オージー向けの旅行企画会社

求人を見た瞬間に「働きたい!」と思った会社でした。
オーストラリア人は、スキーやスノーボードが大好きで
よく日本にウインタースポーツをしにきます。

なかでも、上質な雪が降るニセコ・白馬あたりが大人気。
そういう時に、フライトや電車、バス、ホテル、スキー用品のレンタルなどを
アレンジする旅行会社でした。

実はここ、応募→面接までは行ったんですが、一度落とされています。
その後、雇った人があまり良くなかったみたいで、再度連絡が来て、
トライアルに行き、本採用になりました。
あんまり日本ではないパターンだし、まさかでした。

ほんとに何があるかわかりませんね。
ちょっとモヤモヤしましたが、どんな形であれ、チャンンスはチャンス。

少しは一緒に働いてもいいな、と思ってくれてたんだろうと
謙虚に頑張ってみようと決意しました。

仕事内容は請求書の処理や、メールの返答、クライアントへの連絡だったので、
日本で社会人としてオフィスワークの経験があったことなども有利に働いたかなと思います。

結果、すごく評価してもらえました。
帰国直前までの2ヶ月ちょっと、ここでお世話になりました。
同僚はオーストラリア人7人ほど、日本人が2人、そのアシスタント的な立ち位置で仕事をしていました。

ビジネス英語は飛び交うし、オージーの同僚とは英語、クライアントからの電話も英語、なんだけど、日本人の上司との会話、メールや請求書は日本語。

英語と日本語の割合がちょうどいい。
業務内容は前やってた仕事からするとやりやすくて、お給料も良い。
スーパーももらえて、みんな優しくて、
ここはわたしが夢見てた職場か!?!?ってくらい、
本当に充実していました。

このままワーホリ終了まで行ければいいな・・・
なんて思っていたら、そう、コロナがやってきます。

国境が封鎖されてしまい、旅行どころではなくなって、会社も大打撃です。
生活していけるのか?
パンデミックはおさまるのか?
旅行業の復帰はいつになるのか?

諸々の見込みが立たなくなり、帰国することを選びました。

というわけで、わたしは、約5ヶ月のワーホリの間に3つもの仕事を経験しました!
どれもワーホリでしかできない、貴重な体験だったなぁ・・・

限られた時間の中での仕事選び


ワーホリ中の貴重な1年間は
仕事に限らず、いろいろなことに挑戦してみてください!
自分が起こした行動は全て、いいことも悪いことも自分だけの経験になります。

前向きに捉えて、楽しんでください!

あと、もしいま辛い、苦しいと感じている方がいれば、
自分が今いる環境が全てだって思わないでくださいね。

わたしも、もし最初の日本食料理屋さんで働き続けていたら、
どんどん萎縮して自信がなくなっていたと思います。
ワーホリ=楽しいにはならなかったかも。

違うと思ったら、区切りをつけて次に行けばいいんです。
行動を止めず、チャレンジし続けている限り、それは失敗ではないですからね。


貴重な異国での1年、充実した楽しいものにしてってください!

・・・と、記事を書いていたら、またいろんな記憶が戻ってきました。笑

有益な情報となりそうな、面接や違法賃金のキャッシュジョブのことについては、

また別途記事にしたいと思います!

ではでは。

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