【ワーホリ仕事探し】知っておきたい違法賃金の仕事(ジャパレスの面接体験談)

ワーホリ

はなかなです。
わたしたち夫婦は、2019年11月、新型コロナのパンデミックの直前に、
シドニーへワーホリに行きました。

ワーホリでシドニーにいる間は、
あれもやりたい、これもやりたい、
なんてワクワクしていました。

そんな中、絶対にやらないぞ!と決めていたことがあります。

それは、

最低時給以下の違法賃金で働くこと。

自分を安売りすることになるし、
人件費をケチりたい経営者=人を大切にしない会社なので、
そんな考えの人の下では働けないと思ったからです。

何かトラブルになっても、消耗しそうだし・・・
少しでも気になった求人には応募していたのですが、
求人が掲載されている時点ではわからず、

面接に行ってから、

「違法賃金の仕事じゃんコレ!?」

と判明したことが2回ありました。
(当たり前か!!笑)

こちらの記事では、
その時の体験について書きたいと思います。

現在ワーホリで仕事探しをしている方は一度読んで
違法賃金の求人について予備知識をつけておきましょう。

小さな個人経営の日本食料理店(ジャパレス)

割とシティから離れた郊外の小さな日本食料理店です。
ネットで見つけてレジュメを送ると、すぐに返事があり、面接の日程が決まりました。

ワーホリでの初面接!

レジュメは留学時代に作ったので、ドキドキしながらお店に向かいました。


面接をしてくれたのは、同年代くらいのアジア系の女性。

日本料理店といえば日本人がやっていると思いがちですが、
中国人、韓国人などのアジア系のオーナーや従業員がいる
日本食料理屋も珍しくありません。

なので、当然ですが全部英語での面接。

緊張したなー!

ホンマか・・・?と思ったんですが、英語も問題ないとのこと。
(オーダーや会計など、仕事で使う最低限のやりとりはできそうだと判断しただけだと思う)

仕事の経歴もあるから大丈夫、とのことで、
その場でトライアルの日程の相談に入りました。

あれ、もしかして早々に仕事ゲット?と思って、
給与や待遇についての話を切り出すと・・・

現金支給(キャッシュ)で時給16ドルと言われました。

ん?

この時のパートタイムの最低時給は19.84ドル。

(これ違法じゃん・・・)って顔に出てたと思います。笑
どこもそんな感じだし、賄いつくよ!って言われたんですが、、、
いやいやいやいや・・・そういう問題じゃない!
その場でお断りしました。笑

ここは、その後、また何度も求人出ていました。

応募や面接にはくるけど、郊外だし、
この待遇なので人がなかなか採用できないのかも・・・

シドニーでは有名な割と大きな日本食料理屋(ジャパレス)

シドニー周辺でいくつかの形態でお店を展開していて、
よく日本食料理屋さんを探すと上位にヒットするような有名なお店です。

ここもネットで見つけて、レジュメをメールで送りました。

市街地の中心に立派なオフィスビルを構えていて、
そこに面接に呼ばれました。

新しくオープンする店舗の新規スタッフ。
大手だから、待遇がブラックなことはさすがにないだろーなー。
と思いつつ面接へ。

日本人の社員と思われる方が2名、日本語メインで面接してくれました。

やっぱりたくさんの応募があるらしく、
わたしの前にも後にも面接に来ている人がたくさんいました。
常に3人くらいいたかも?

ここでもいい感じに話が進み、いざ待遇の話になると・・・
時給15ドル。
え?

いやいやいや・・・
ここもかーーーーい!!!!

と心の中で叫びつつ、その場でお断りしました。笑

多国籍だからいろんな人に会えます。とか、
シフトにたくさん入れるから稼げます。とか、
お客さんはほぼオージーだから、英語の練習になります。とか

いろんなこと言われて引き止められたのですが、論外!
確かに、ここは振り返ってみるとブラックっぽい兆候はありました。
面接前に、HPだったか、創業社長の自伝みたいなのを
よく読んでくるような指示があったり。

何もないところから会社を苦労して作り上げた。

というお話だったと思いますが、
そこから滲み出る社長の人柄に、
苦労はするもんだ、身を粉にして働くのが当たり前だ!
みたいな雰囲気をめちゃくちゃ感じて、
「おぉ、こういう感じか・・・」
ってなったことを面接の後に思い出しました。笑

少し調べると、やっぱり違法賃金の仕事は珍しくないみたいで、
こういうレストランは、相場に比べて2〜3割安くプライシングをしていて、
絶対どこかでシワ寄せが来るんだなー、と。

日本人の感覚でも、安いのは嬉しいけど、
商品やサービスにはそれ相応のお金を出さないといけないし、
そのことに慣れないとですよね。

どうしても忘れそうになりますが・・・

無理な経営は、どこかで搾取される人が出るんですね。

お店の運営に大切な人件費をケチる会社だと思うと
悲しくなっちゃいますよね・・・

でも、経営者の考えが変わらない限り、
完全にこういうことがゼロになることは難しいかもしれません。

ということは、自己防衛が大事だな。

いろんなことを考えさせられた面接で、
社会勉強として、いい経験になりました。

違法賃金で採用している仕事は意外とあるという事を知る

というわけで、いくつも仕事に応募して、
面接に行ってるとこんなこともあります。笑

もしかしたら、すでに経験されている方も多いかもしれませんね。

いろんな考え方があると思いますが、
わたしは違法賃金の職場では働きたくないと思いました。

辞める時もトラブルになった事例をたくさん見聞きしました。

こんなことに遭遇しても、心折れず次へ行くためには、
最初からどうするか決めておくのが大事です。

その時は悲しいし悔しかったけど、
今はブログのネタにもなってるし、、、
まぁいっか!笑

まずは違法賃金での求人がある事を知っておくということが一つ。
政府公式ページより最低賃金も把握しておきましょう。
オーストラリアの最低賃金はコチラから。

そして何よりも、ある程度の英語力は自分の身を守るためにはマストです。
わたしたちは、ワーホリ前にDMM英会話で会話の練習をしました。

DMM英会話

ワーホリ前、ワーホリ中も是非活用してほしいです。


あと、これは声を大にして伝えたいことですが、
日本食料理屋さんが全部そうだと言っているわけではないです。
わたしも実際に日本食料理屋さんで働いていました!


いいことも悪いこともいろんなことが起こる。

一言に楽しいといえるワーホリではありませんが、
でも、きっとあとで思い返せば自分だけの貴重な経験になることは間違いありません。
悔いのないワーホリライフを過ごしましょう。

ではでは!

コメント

Secured By miniOrange
タイトルとURLをコピーしました