タビエイゴログ!のはなかなです。
わたしたち夫婦は、2019年にオーストラリアのシドニーにワーホリビザを使って滞在していました。
オーストラリアに住んでみたい!
→そのためにはある程度英語を話せるようにならないと・・・と始めた英語学習。
一般的な中・高・短大の授業を受けてきて、全日本人の中の中くらいの英語力しかなく、
18歳の時に初めて受けたTOEICの点数は、確か365点でした。
友達に誘われて一緒に受験するも、
対策も何もせずに迎えた本番、全然わからなくて、ほとんど勘で回答するという・・・
恥ずかしながら、そのくらいの英語力しか持ち合わせていませんでした。笑
そんなわたしがどうして英語を話せるようになったのか…?
それは、このDMM英会話のおかげだといっても過言ではありません。
初回は2017年08月でした。
そこからの私のDMM英会話の学習経歴は…
■’17/08~’18/10
■’19/07~’19/08
■’19/08~’19/10 フィリピンのバギオ留学
■’19/11~’20/04 シドニーへワーホリ
■’20/04 日本へ帰国
■’21/01〜’21/10
■’23/05〜現在
転職や環境が変わることで対応に追われたり、仕事が忙しくなったりなど、
何かの理由でできないかも?と思った時には、無理せずに休会することにしていました。
長く細く続けています。
そして、これは、自分史上最もコスパの良い投資であったと断言できます。
なぜか?
それは、英語が話せるようになったことで、ある程度の自信を持って留学や海外生活にも挑戦できたし、日本に戻ってもなお、英語を使って仕事をして収入を得ているからです。
英語が話せるようになるにはどうしたらいい?
英語学習を始めたときからのテーマであり、
たくさんの英語学習者がいろんなことを発信していて、さまざまな意見があったので、本当に迷いました。
そんななか、実体験を通してわたしが考える、
英語ができるようになる7ステップがこちら。
1. 最初は、「やらざるを得ないほど」強い動機が必要
わたしの場合、
「ワーホリビザが取れる年齢(30歳)までにオーストラリアに住みたい」
だったので、かなり明確でした。
2017年8月に思い立ち、逆算して2019年中に出発する!と決め、
これから出発までの2年の間に何ができるか?を考えたとき、2につながります。
2. 超具体的な目標設定
現地で暮らしていけるほどの英語力を身につけないと!と思いました。
オーストラリアに住むために必要な英語力を身につけるという漠然とした目標はできたものの、
「どうすれば英語圏の国に住めるくらいの英語力を身につけられるんだろう…?」
そこで、英語を使ってどんな状態になりたいか考えました。
・仕事の面接に通ること
→まずは英語を使って相手の話を聞いて自分のことを話せるようになること
・英語で仕事の指示を受けられるようにすること
→仕事での相互コミュニケーションを目指す
・日常会話はある程度でいい
→日常の英会話はテンプレなのでそこまで困らないし、
仕事で使う英語が話せればフォローできるのでは?
こんなふうに考えて、
「仕事でコミュニケーションが取れるくらいの英語力を身につけること」
が目標となりました。
TOEICで満点を取ることや、字幕なしで映画を見られるようになること、
流暢な日常会話を話すことは全く考えませんでした。
英語学習者にも英語指導者にもなってみて明確にわかったことなのですが、なんとなくやるだけでは、英語はいつまでも身につきません。
英語はただのツール。
それを使って何がしたいか?何をできるようになりたいか?が重要です。
実際英語を使う場面や、こうなりたい最終形をイメージすることで目標はかなり具体的になります。
3. 自分の今の状態を知り、足りない力を伸ばすことに全力を注ぐ
わたしの場合、今までやってきた中学高校の基礎の文法や語彙力はありました。
ただ・・・
ある程度、頭では理解していても、いざ話すとなると全く言葉が出てきません。
とにかくスピーキングが課題だったのです。
英語を話したい!と思った時、わたしだけでなく、ほとんどの日本人が感じること。
英語は聞けるし、言っていることはなんとなくわかるけど、話せない。です。
あともう一つ、
「間違えたら恥ずかしい」
「こんな下手くそな英語を話していいのかな?」
とプライドが邪魔をして、なかなか話すことができません。
最初から完璧な人なんていないし、
めちゃくちゃ練習をして英語を話せるようになった人は、拙い英語でも決して馬鹿にしたりしません。
馬鹿にする人は、何もせずに傍観者として石を投げているだけ。
放っておけばいいのです!!!!
とにかくスピーキングが課題だったわたしは、
スピーキングに特化して練習しよう!と考えました。
文法理解や語彙力もまだまだ充分じゃないけれど、まずはある程度話せるようになってから。
当時は
①マンツーマンで毎日スピーキングの練習ができる
②英会話学校に通うほど高くない
③スキマ時間で家で受講可能
という理由から、オンライン英会話サービスを利用することを決めました。
数多くあるサービスを調べていく中で辿り着いたのが、DMM英会話でした。
現在の自分と2で立てた目標をつなぐ道を真っ直ぐに歩いていくイメージです。
4. 勉強を始めてしばらくは低成長なので、一歩進んで半歩下がるイメージ。成長が感じられずこれでいいのかと思い悩む時期。しんどい。
ドキドキしながら迎えた初回のレッスン。前日は眠れないくらい緊張しました。
日本語が話せないフィリピン人の先生との初レッスン。
25分みっちり英語だけのマンツーマンレッスン。
全然話せなくて、聞き取れなくてずっと謝りっぱなしでした。
20歳前半の先生の困った顔を今でも覚えいます。
単語とか2語文でしか話せなくて、悔しさやるせなさがいっぱいでした。
でも、英会話やろうと決めてから自分の現在地を知ることができて、打ちのめされたので、
こっからやってやるぞぉー!!!という勢いに満ちています。
たまに自分でも読み返しますが、まぁ初々しくて、
初心に帰れます。こんな気持ちだったな。
言うて、まぁちょっとはできるでしょ、と根拠のない自信を持っていた自分が恥ずかしいくらい。
あの、自分の無力さを目の前に突きつけられたあの敗北感。
忘れることはないでしょう。
社会人になってしばらく経つと、そういう経験ってなかなかなくなりますよね。
仕事も覚えてある程度できるようになってきて、
大きくミスしたり怒られたりするようなことも減って。
自分は意外となんでもできるじゃんって無意識に思い出すんですよね。
最初にあの体験をしておいて、本当によかった。
もうあんんまりしたくない体験だけど、あれがあったからこそ英語に関しては「自分全然ダメじゃん」って必死になりました。
それからというもの、レッスン開始30分前にはパソコンの前に座り、
下調べとカンペを見ながら自己紹介を言う練習、
聞き返す時、ゆっくり話してほしいときなど困った時に言うフレーズ集を用意、
その日レッスンでやる予定のデイリーニュースに目を通して意味のわからない単語を調べる、
読む練習、ディスカッションの内容に目を通しておく、などなど・・・
レッスンに向けた準備をし、25分のレッスンを受け、
終了後にはまたわからなくてチャットボックスに打ってもらった単語や文章の意味を調べて
iKnow!をやって・・・
振り返ると、1日合計1時間半〜2時間くらい勉強していました。
新しく出てきた単語は、自分ならどう使うか?考えて次のレッスンで使う意識をしたり、
言いたかったフレーズをきちんとした文に作り直してストックしたり。
インプットとアウトプットが半々くらいのイメージです。
もちろん、すぐに結果が出ることはなく、
本当にこれでいいのかな?英語話せるようになるのかな?
と疑心暗鬼になりつつも、
「いや、自分が今やるべきことはこれなんだ」
と言い聞かせて、とにかくほぼ毎日スピーキングの練習をしていました。
自己紹介を終えて、フー!っと一息ついたところで、
あれ?!?!?!まだ3分しか経ってないの?!!?!ってなったり。
意見を求められてしどろもどろになって、日本語で独り言を言い始めちゃったり。
沈黙の時間が続いたり。
最初の3、4ヶ月は本当にそんなことの連続でした。
5. (いつかは人によるし、振り返った時にわかるが)ある地点を越えると、英語脳になる。日本語の思考回路を挟まなくなり、ちょっとすつ英会話に慣れてくる
しばらくすると慣れてきて、
一通り起こるであろう事態に対応した英語が言えるようになり、
日本語を挟まないで考えられるようになり、こんなブログを残しています。↓↓
これが4ヶ月後です。
それからも地道に英会話をやり続け、
英会話にだいぶ慣れて、落ち着いてコミュニケーション取れるようになってきたな
というレベルになってから、
仕上げの6週間バギオ留学とオーストラリアワーホリに繰り出しました。
1日2回、3回とレッスンが受けられるプランもあったのですが、
無理しすぎると心が折れてしまうと思い、
1日1回25分のレッスンを受ければそれでOKということにしていました。
ハードルを高く設定しすると、できなかった時自己嫌悪に陥って、負のスパイラルに突入します。
これは科学的にも証明されている事実らしいので、頑張りすぎず、バッファ(余白)を持つことも大切です。
6. もしかして段々英語力ついてきた?と感じる
留学は、「意外と話せる!楽しい!」という感想でしたが、
ワーホリは、打ちのめされることばかり・・・
なかなかうまくいかなくて、余裕が持てなくて、自信がなくなることばっかりで、
日々を生きるのに必死だったので英語学習にフォーカスできませんでした。
ようやく生活が整ってきた、よしこっからだ!!と思った矢先、
新型コロナウイルスの世界的感染爆発。
帰国を決めました。
日本に戻ってきて、またしばらくDMM英会話に挑戦したりして、
そうだそろそろTOEICでも受けてみようかと受験すると、
数回の模試の練習で、TOEIC620点。
リーディングの遅さと語彙力には大いに問題ありですが(笑)、
365点だった初回と比べると
特化した勉強をしてない割にはいいとこまでいったのでは?と言いたい。(希望)
(本当は7割くらいはいきたかったですが・・・)
ここから対策として、リーディングを伸ばしていけば800点台にも手が届きそうです。
DMM英会話でスピーキングの練習とiKnow!で単語練習しかしてないにも関わらず、
全体的な英語力は実感を伴いながら、少しずつ、確実に上がっています。
7. 話すのが楽しくなる。
そして2023年6月現在、今は平日の朝の出勤前にDMM英会話をやっていますが、
レッスン開始の2分前にパソコンを立ち上げ、
今日更新されたデイリーニュースにざっと目を通して、
タイトルとサムネだけでトピックを選ぶのみ。
そこからレッスンに入り、話していてそのまま盛り上がればそのまま25分経っちゃいます。
寝起きだとしても、流れに任せて瞬時に英語に切り替えて話せるようになりました。
初めての人に会う緊張感は変わりなく続いてはいますが・・・笑
それは日本人であっても変わらないと思う。笑
ようやく、自分で「英語が話せる」と言えるレベルに到達した
今の自分の英語力を表すと、
コミュニケーションがある程度円滑に取れるようになったレベルです。
英語話者の人たちの通常スピードにはまだまだついていけないところもあるし、
非ネイティブの英語学習者にも上には上がいて、目指す場所はキリがない。
まだまだ英語学習は生涯続いていくのだと思います。
ただ、純粋に自分の英語力の推移だけで見た時、
ようやく「英語が話せる」というレベルに来れたかな、と感じるので一旦記事にしたいと思いました。
これがわたしの英語が話せるようになったリアルな7ステップ。
明確な目標がある人、
その熱意を起爆剤にして今すぐDMM英会話始めるべきです。
最初は2回無料で受けられます。
最初は恥ずかしいと思います。
できなさに打ちひしがれます。
でもそれを超えた先に目標につながる道が続いている。
そこを歩いていけばいいだけです。
わたしがそうだったように、諦めずに続けていればできるようになります。
2023年5月に再開してから、印象深いレッスンについて記録をつけています。
皆さんの参考になると嬉しいです。
ではまた!
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