【旅するように暮らす】週末移住?二拠点生活(デュアルライフ)の暮らし

暮らし

はなかなです。

わたしたちは、2019年11月から2020年4月まで、オーストラリアのシドニーへ夫婦でワーホリに行きました。


ワーホリへ行く人、行った人は旅好きな人が多いのではないでしょうか?
わたしたちも旅することが大好きです。

そんな中で出会った本にモバイルボヘミアンという二拠点生活のハック本があります。


自分もいつかこんな風に、いくつかの場所を行き来しながら、ネットをフル活用して、自分のペースで働いて、もちろん好きなこともする・・・


という生活にあこがれをもっていたのですが、

気付けば、帰国してから長野から隣の群馬に移住し、形は違えど現在は長野と群馬の実質二拠点生活を行っていました。

二拠点生活ステキ・・・!と憧れてる人も多いのではないでしょうか?
働いてたらそんな簡単にできるものじゃないよね。と思う方もいると思います。

この記事では、二拠点生活を実際にしているわたしたちが感じる、

『二拠点生活における現実的なメリットとデメリット』

を書いていきます。

ネットには、「楽しいですよ〜!」「おすすめですよ〜!」だけが溢れている感じがします。
楽しいし、いいこともたくさんあります。

だけどもちろんそれだけじゃない!大変なこともたくさんあります。

わたしたちには、二拠点生活は合っているし楽しいのですが、実際に生活してみてからじゃないとわからないリアルを伝えるので、その上で、「自分に合うかどうか?」を考えてみてください!

二拠点生活、デュアルライフを意識するようになったきっかけ

ワーホリに行く数年前、働き出してすぐの頃のこと。
仕事がつまんなくて、毎朝会社に行かなくちゃいけないのが嫌で嫌で、でも新卒で入った会社、辞めていいのか?それともこんな風に考えながらずっと続けていくのかな?

ぐるぐる悩んでいた時、冒頭でも紹介した、この本に出会いました。

【モバイルボヘミアン】 四角大輔著


モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには

これを読んで衝撃を受けました!!

自分もいつかこんな風に、いくつかの場所を行き来しながら、ネットをフル活用して、自分のペースで働いて、もちろん好きなこともする…

そんな生活がしたいな、と思ったんです。

二拠点生活をどうやって実現したのか?

夫婦共に長野県出身なので、ゆくゆくは戻って暮らしたいと思っているのですが、ワーホリから戻った今はお隣の群馬県に住んでいます。

ただ、畑や田んぼなどの仕事の手伝い、友達に会ったり、かかりつけの病院や美容室はそのまま長野だったりして、月に2回は週末に帰省しています。

そんな形でかれこれ2年半くらい暮らしているんですが、ふと気づきました。

『これって二拠点生活じゃない?』
(正確には、群馬で借りているお家、夫の実家、わたしの実家の三拠点生活とも言えます。)

そんなこんなでいつの間にか二拠点生活、デュアルライフ、週末移住を叶えていました。

二拠点生活、週末移住=旅行と考えるべき!

二拠点生活や週末移住ってどんな感じなんだろう?

を伝えるとするなら、旅行をイメージしてもらうと1番近いです

わたしたちの場合は2週間に1回のペースですが、週末は毎回行きたい!という人は月4回、旅行に行くと考えてください。

二拠点生活のメリットは?

●気分が変わる

2週に1回は旅行に行くと考えるとウキウキしますよね!
いつもの生活圏で、悩み事やイライラの種があったとしても、そこからブーンと飛び出して物理的な距離を取ると、すごく気が楽になったり、そんなに考えすぎなくてもまあいっか!って思えたりもします。

物理的に距離と精神的な距離は比例する!というのが持論。

●様々な当たり前が当たり前でない事に気づく

住み慣れた場所から違う土地で暮らしてみるときづくことって多いものです。
例えば、道のつくり、信号の数、住んでいる人の年齢層、商店街にあるお店の種類、使っている方言、文化、食事、季節の移り替わるタイミングの違い、などなど。

とにかく小さな当たり前だと思っていたことが当たり前でなかったことに気づいたり、小さな違いをいちいち面白がって発見できます

この気づきって自分の視野を広げる一助になっていると思うんですよね。

二拠点生活のデメリットは?

●準備、移動、向こうでの予定とけっこう体力を使う

これは切実・・・笑
旅行も楽しいけど移動が多いのと予定を詰めすぎていたら疲れますよね。

わたしたちは、金曜の夜の仕事後に出発、夜遅くに着いて、土日を過ごし、日曜の午後から夜にかけて本拠地に戻るという2泊3日の旅が定番です。

実際やってみるとけっこう短いし、滞在時間に対して移動時間の割合が多い
平日になれば、2人とも仕事。
夫はフルタイム、週5で月20日、わたしはパートタイム月12〜15日の勤務があります。
移動の前後はしっかり睡眠を確保、野菜やタンパク質を摂ることを意識し、体調を優先します。
わたしは体調崩しやすいので、特に気をつけて、疲れているなと思う時はしっかり休むようにしています。

●パッキングが大変

スーツケース(小)は片付けて出すを繰り返しています・・・笑

基本的に群馬の本拠地に全ての荷物を置いているので、全てをそこに集約するのですが、あっアレ向こうに置いてきちゃった!というのも日常茶飯事。笑

●行く前、帰ってきてからの家事が大変

行く前は、できるだけ卵、野菜、お肉、乳製品などの生鮮食品を買わないようにしたり使い切ったり、ストック用に料理したり、冷凍したり・・・などなど

結構気を配ることが多いです。特に夏場は命取り。

わたしは料理を作るのが好きなのであんまり苦にはならないのですが、それでもちょっとめんどくさいな・・・と思うこともあります。

これとこれは食べちゃわないと!って献立が狭められるのも結構なストレスです。

特に、わたしたちは基本2食でプチ断食を取り入れているので食事の回数が少ない。
なので、出発前の4〜5日前から計画的になる必要があります。

そして、帰ってきてからは、洗濯や片付けが大変です!笑

天気が悪かったり冬の寒い時期だったりすると、干せず、乾かず、溜まってモヤモヤする・・・

●家や家電などのメンテナンスに手間とコストがかかる、管理が大変

ここが二拠点生活=旅行と考えた時に見落としがちなデメリットです。

車や家電は動かしてあげないとダメになってしまいます。
二拠点ともに家具・家電を一式揃えるとしたら、単純に2倍ですからね。
家を維持するためのお掃除なども必須。

着いたらまず掃除や買い出しから始める、というのも珍しくなく、よく聞く話です。
移動が終わってたどり着いた場所で、家事から始めるのはわたしだったら辛い・・・

わたしたちの場合、もう一つの別宅にはそれぞれの家族が住んでいるので、その管理については心配ありませんが、全てを自分たちで管理するとしたら、しっかり考えるべきポイントです。

わたしたちの二拠点生活に絶対必要なもの

●燃費の良い車

月2で往復200〜250kmほど移動するわたしたちにとって燃費の良い車は必須!

本当はもう少し近い距離での2拠点がいいなと思っていますが、今はこの距離をバリバリ走っています。。

そのほかでも、通勤や送迎、車を使って旅行に行くことがとても多いので、1年の走行距離は25000km〜30000kmくらいになります。

ここ1年でも、長野県内も長野、白馬、軽井沢、松本、諏訪。
県外では富山、新潟、金沢、京都、銚子、宇都宮、土浦、埼玉、などなど

近場から遠くまで東西南北いろんなところに車で行きました。
今はHONDAの新型FITに乗っています。夫婦で車はこの1台に集約しています。

燃費は脅威の25〜28km/ℓ!!!

5年ほどで新車に買い替えてますが、年々燃費は良くなっているしパワーや乗り心地も改善されていて、もうFITから離れられません。笑

基本的にローンは組まない派ですが、こればかりは必須なので新車を買います。
サブスクやリースにしたくても、走行距離で弾かれちゃうんですよね。泣
走りすぎで・・・笑

いつもお世話になっているディーラーさんには、保険屋さんより走ってるよって言われます。
こんなに走行距離が伸びる車、みたことないって毎回点検に行くと驚かれます。

新幹線やバスなど、公共機関移動なら、早めに予定を立てて割引でチケットを買っておくとか、回数券を買うとか、いろんなことが対策できると思います。

結論:二拠点生活は楽しい、けれど合わない人もいる

改めて考えてみると、デメリットの方がポンポンあげられるだなんて、自分でもびっくり!

二拠点生活に憧れがある方、具体的に想像してみると、けっこう現実的だなって思いません?
そして、経験者にはめちゃくちゃうなずいてもらえるはず。

そういった諸々のコストを考えると、やっぱり二拠点生活は現実的じゃないかも・・・?

その前に今はお試しができる便利な時代です。
民泊や月額サブスクで多拠点生活ができるサービスが色々あります。

ADDress 【多拠点・二拠点生活のプラットフォーム】
airbnb  【いわずとしれた民泊サービス】

他にも最近はサービスが増えてきている様ですが、ポピュラーなサービスはこの2つ。

家を管理するホストがいて、移住や二拠点生活のお試しに最適です。

airbnbはコロナ前に海外でよく使ってました。
ADressはまだ使ったことがないのですが、興味津々・・・

他にも最近は多拠点生活のサービスが増えてきているので他にも使ってみたいし、色々な土地で暮らしてみたいなぁ、なんて想像するだけでワクワクしてしまいます。

最終的には二拠点生活や多拠点での暮らしをするには、どこでも仕事して生活できる環境を自分で作ることが必須だなとも感じます。

最後に…

二拠点生活は楽しいですが、
やっぱり体力がある若いうちに存分に楽しみ、経験することが大切だなとつくづく思います。

『二拠点生活は今しかできない!』

と私たちは思ったので楽しみながら暮らしていますが、この記事を読んでみて、

『やっぱり旅行でいいかも!』

って思った人もいるかと思います。

でも結局のところ一番大事なのは二拠点でも旅行でも、自分が楽しめるかどうかですね。

楽しい人生を送りましょう!

では。


わたしたちは旅行も大好きなので、よく旅行もします。
旅行記はこちらから


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